結婚 ~Marriage~
結婚というものに対する価値観は人それぞれ様々なものを持っている。経験したものとそうでないものとでも当然それは大きく変わってくる。そして自分が歩んできた人生や今おかれている状況によっても意見が変わってくるでしょう。
結婚がゴール、あるいは人生の墓場だなんて言う人もいるでしょう。また、結婚はただの通過点だとする人もいます。紙切れ一枚で二人の愛の契約を交わし、法律的に夫婦と認められるもので、それにより家族というものが誕生します。子供が欲しいために籍を入れる人もいるでしょう。シングルマザーが増え、法改正も行われてきているとはいえ、まだまだ経済面や社会的に見ても結婚をしているのとしていないのでは子供を作る上では様々な違いが生じます。
欧米の国では籍も入れずに夫婦別姓を名乗り、子を産み家族として暮らすのが当たり前となってきている国もあります。また、役所などの公共機関が整ってない貧しい国や、古い民族の文化や習慣がのこっている地域では結婚という位置付けはまた変わってきたりします。また、古くからは結婚は争いや権力の闘争にも利用されてきました。個人と個人の結婚ではなく家と家の結婚だと言われてきました。現在のように自由な恋愛をして結婚するといった文化はごく最近になってからです。
ではなぜ結婚をするのでしょうか。本来動物が生きる目的は自分が生き残りそして子孫を残していくことです。しかし、人間という生き物は脳が発達し、複雑な感情を持つように進化しました。そこで、生きる意味とはなんだろうという大きなテーマを問いかけるようになり、自分の生きる意味や存在意義を確かめるようになってきたのです。さらには人間の子供は産まれてしばらくは一人では生きられない弱い存在であるので、しっかりと親が面倒みていかなければならないので結婚という誓約を結んで、その子供を責任を持って育てていかなければならないとしたのでしょう。
現在の日本の法律では産まれてくる子供の状況によっては様々な格差が生まれる結果となります。いくら理性を持った人間とはいえ、犯罪は起こります。つまり欲望を抑えられない人もたくさん存在するわけですから、結婚という制約がないと、そこらじゅうに誰の子供か分からない子がたくさん生まれてくるなんて可能性もなきにしもあらずです。
結婚は恋愛の延長線上にあると考える人もいれば、結婚と恋愛は別と答える人もいますが、正直どちらが正しいとか間違ってるというわけではありません。と言いますか、どちらでもそこまでたいした問題ではありません。結婚と言う考えが別というよりは、恋愛に対する価値観が違うだけで、結婚するには愛情は最低限必要な要素です。経済的な面がそれをカバーしてくれる例もあるでしょうが、結局愛がないと上手くはいきません。それが人間とういう生き物なんです。結婚という形でお金を取り、愛情は他で求めてる関係は決して上手くいってるなんてことはないでしょう。それで自分をごまかして納得させてるだけです。本当の幸せがいったい何なのかをもう一度ゆっくりと考えてみましょう。